Log Home Living

移住記録と素人DIY奮闘記・リゾートライフ田舎暮らし

ログハウスの基礎知識

以前からログハウスに憧れはありましたが、いざ本当に買うとなるとそれなりに知識も必要ということで、ネットやYoutubeで勉強しました。

 

ログハウスと一言で言っても、構造も丸太組構法の他にポスト&ビームやらピース・エン・ピースやらティンバー・フレームやら色々あって、材の刻み方も本格的なハンドカットログハウスやマシンカットログがあり。

そしてマシンカットの中でも、ログ材の断面の加工形状によって、角ログ、丸ログ、楕円ログ、タイコ型ログ、Dログ、、、

 

とあるハンドカットのログハウス物件を内見した際に驚いたのが、窓ガラスにヒビが入っていたり建具が開かない箇所が数箇所も!いったいこれは?

 

よく考えたら当たり前なんですが、ログハウスは自然材を横に組み上げているので、乾燥によるログ材の収縮と丸太そのものの重さにより、ログ壁が下がってくる現象があり、これをセトリングと呼んでいて、そのセトリング現象に対してメンテナンス対策が取られていない物件でした。

 

セトリングがいつごろ終了するかは、気候条件、暖房時の条件、空気の乾燥状態などによって変わってきますが、一般的には最初の1~3年で70~80%は終了し、以後、ゆっくりと時間をかけて沈んでいくと言われています。

 

ログを得意とするビルダーさんが建築したログハウスであれば、当然ですがセトリング対策であらかじめ柱や建具周辺、階段などにセトリングに対するのりしろ的な部分が設けられていますので、定期的なメンテナンス時に調整します。

 

その、窓ガラスにヒビが入っていたり建具が開かない箇所が数箇所もある物件を内見させて頂いた時に、これはどういう事なのかを仲介不動産会社の営業さんに聞いても、セトリングのセの字も言ってませんでしたし、強風で何かが飛んできてガラスが割れたのかもと説明されていました(笑)

仲介業者さんなので仕方ないのかもしれませんが、案内する以上は、もう少し勉強したらいいのにね(笑笑)

 

というわけで、ログハウスを考えている人にはこちらのYouTubeチャンネルがオススメです。

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ログハウスの夢木香