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移住記録と素人DIY奮闘記・リゾートライフ田舎暮らし

恐怖の883Rボバー

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過去のバイクシリーズ。

883Rベースのボバーです。年式は忘れました。

 

車高低くて74スプリンガーで、かなり雰囲気のある車輌でしたが、これでインジェクションというアンバランス感。

そしてむちゃくちゃなハンドリングでした。

 

私がカスタムした箇所はほぼ無いです。(モーターステージのアイドリングコントローラー OLDBOYを付けたぐらい)

完成したばかりの状態でヤフオクに出品されているのを落札したのですが、このバイクでは本当に死にそうになりました。

 

それでは、恐怖の体験をお話します。

 

ヤフオクで現車確認無しで落札。

たしか新潟かそっちの方からの出品でした。

バイク陸送で到着後、まずはフロントのブレーキキャリパーが外れるというトラブル!

これは乗り出す前に気が付きましたので、事なきを得ました。

 

そして、到着してすぐの週末には仲間を誘ってツーリングに出かけました。

千葉に行こうということで、アクアラインを走行中、「パーンっ!!!」という大きな破裂音とともに、シートの下にゴンッと衝撃が!!

 

その瞬間、リヤタイヤがずるずるずる〜っと滑りだしました。

高速走行中でしたから、かなり焦りましたが、必死にコントロールしてなんとか転けずにすみました。

ヨロヨロしながらもなんとかPAに駆け込んで、すぐに車輌を停止させて見ると、オイルダダ漏れ!!!!!

 

シート下にある樹脂製のオイルタンクが破裂していたのでした。

原因はブリーザーボルト。

なんと!ブリーザーボルトを完全に塞いだ状態で組んであったのです!

 

ブリーザーボルトが塞がれていましたから、ブローバイガスの逃げ道がなく、クランクケース内の圧力が最大に達して、オイルタンクが破裂したのです。

オイルタンクは樹脂製なのでパーティングラインの部分から見事に「パッカーン」と。

 

ブローバイガスの通り道を完全に塞いだらどうなるのか? | HD × SUZUKI

 

どこのショップでカスタムしたのか知りませんが、これは殺人マシーンですよ。

オイルタンクが樹脂製で助かりました。

(アルミ製のバレル型オイルタンクとかだったらエンジン逝ってましたね。エンジン逝くのとオイルタンク破裂で人間が逝くのとどっちがいいんだって話)

 

それでも前向きな私は、生きてて良かったと思えるように、なんとかこの883Rボバーを修理して、その後も様々な所へツーリングに出かけて、沢山の思い出を作りました。

 

そして売却はヤフオクで。

私から購入した人はきっとハッピーだったと思う。

全部きちんと整備しましたからね。