フラワーオートさんへ運ぶの図。
いや、その話ではなくて。
ドイツのHナンバーをご存知でしょうか。
ドイツは古いクルマを大切に乗る文化が根付いています。製造から30年以上経った車両で、かつ大幅な改造がなされていない車両に特別なHナンバーをつけるというものです。H=ヒストリーナンバー/H=Historischの意味で、このナンバーが付与されるとなんと、自動車税や自動車保険が優遇されるのです。モノを大切に扱っている、歴史的な工業製品価値を維持している、また古いクルマはそんなに走らない、という考え方のようです。
ドイツだけではなく、欧州諸国は、ヒストリックカー(旧車、クラシックカーのこと)に対して、税の優遇処置があるんです。
それに引き換え、御存知のとおり日本では2015年から車齢13年を超える車は、自動車税が5%アップです。
古い車には乗るな。どんどん新車を買え。そして景気の好循環を回せ。ということなんでしょうけど、ひねくれ者の私はどんどん旧車にはしります。
うちのクルマ、1962と1966ですからね。
旧車は環境負荷がって話もあるみたいですけど、私は月に1〜2度しかクルマを運転しないのです。
毎日プリウスで通勤する人よりも、よほど環境負荷は少ないので、これぐらいの車趣味認めてもらえませんかね〜国として。
新しいのがまったく嫌いなわけじゃありませんし、みんな旧車乗ろうよ!ってオススメするわけでもない。
テスラの新しい電気自動車モデル3に予約注文が殺到して、わずか3日間で27万6000台の受注があったということに対して、とても素晴らしいことだと思っていますけれど、旧車に対してあまりにも厳しすぎませんか?というお話です。